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ドラム洗濯機「メカケース」修理のまとめ

2020年01月08日
ホームページ開設以来、ドラム洗濯機に関するお問い合わせや修理の検索が増えています。
自身の情報知識を整理する意味で、なかでも修理件数の多い「メカケース」に関してまとめてみました。

2009年発売のNA-VR5600(3600,2600)シリーズまで、VR品番はメカケースとモーターが一体型でした。回転機構を担うメカケースとドラム、それをモーターでダイレクトに回しています。
一般に縦型洗濯機におけるメカケースは、パルセータと水槽の回転を切り替えるなどクラッチの役割を担いますが、ドラム洗濯機においてはクラッチの役割はありません。

翌年2010年発売NA-VX7000(5000,3000)シリーズから構造が変わります。
メカケースとモーターは分離され、プーリを介してのベルト駆動になります。
2011年発売NA-VX7100(710S,5100,3001,3100,VT8000)シリーズ、
2012年発売NA-VX8200(820S,7200,5200,3101,VT8200)シリーズ
までが同じ構造です。
IMG_6858.JPG
ベルトを外した
NA-VX710SL
中央円盤がプーリ
右下部がモーター

しかし2013年発売のNA-VX9300シリーズから更に構造が変わり、今までメカケースと呼んでいた部品の存在が無くなります(当社調べ)。

現在ドラム洗濯機におけるいわゆる「メカケース」とは、「水槽の軸受け部」と「ドラムの軸部」の総称、をいいます(これは2014年9月発売NA-VX9500シリーズで正式発表となっています)。

NA-VX9500.png
 

では何が問題かというと、メカケース修理の作業工程が変わるということです。
前述の2012年モデルまでは、メカケース交換は洗濯機背面側から行なうことができます。
しかし2013年モデルからは、ドラムおよび水槽の取り外しが不可欠となるため、分解を行なうための時間と作業スペースが余分に必要となります。

以下のような症状の場合はメカケース不良が考えられますので、まずはお買い求めの販売店にご相談ください。
◆「大物衣類を洗濯していないのに、U13表示(脱水アンバランス異常)で運転が止まる」
◆「停止中ドラムを素手で回すとゴーッゴーッという音がする(チャプチャプ音は異常ではない)」
◆「脱水のみで運転中、回転数が上がってくるとジェット機が飛ぶような騒音がする」
◆「ドラム内が空の状態で運転開始すると洗剤投入量表示が0.9と出る」

IMG_7830-1.jpg
初期設定は
洗剤投入量
0.6表示

 

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